受け身の人
「指示待ち族」と言われたこともある。
相手方との対応方法として、意識的に受け身になることはありうるが、全て受け身のままでは、評価できないだろう。
受け身となるのは、その人が、(1)その分野の基本的知識がなく、不案内であること(能力不足)、(2)案件についての今後の展開をイメージできないこと、が主たる原因である。
したがって、(1)基本的知識の補充をしてやり、たとえば、どのような資料があるかなど、チェックすべき点を知らせる必要がある。(2)案件の全体を一通り経験させ、展開の仕方について知らせることが必要である。
このような知識・経験があるにもかかわらず、受け身のままであるとすれば、その人の資質の問題ということになり、評価・査定で考慮することになるだろう。