仕事や生活をしていく上で多くの書類が送られてくるし、また、自らも作成する。
 こうした文書を折りたたんで、封筒の中に保管している人を多く見かけるが、おそらく、そのようにして保管できる量は限られているだろう。頭の中に、この封筒の中の文書は何かを貯めておくことは、よほど貴重なもの以外、それほど多くはできない。むしろ、毎回、封筒から出して、広げ、何かを確認せざるをえないだろう。それならば、最初から広げて保管した方が良いだろう。
 
 このような事態になるのは、文書の保管の体系ができておらず、保管場所が明確でないことによる。そして、保管の体系は、関係者(家族、仕事仲間)の共通理解となっている必要がある。
 文書がどこにあるのかを論理的に探せるようにするべきである。
 保管の体系は必要に応じて新設したり、統廃合したりする必要がある。
 どこに保管して良いかわからない文書が出てきたときも、これまでの体系を見直し、仕事に進め方も見直す必要があるだろう。


シェアする