老人ホームに入ることを考えてみる。
老人ホームの個室の大きさは、1人の場合、15から20平方メートルくらいで標準化されているようだ。
これだと、現在自分が持っている物は、相当に手放さないと、置けない。介護が必要なときは、多くの私物は必要ないのだろうが、このギャップが、老人ホームに入ることを現実に考えられない理由だろう。
また、老人ホームのパンフレットを見ると、若いスタッフに介護される老人の写真を多く見かけるが、自分が、その老人のポジションに入ることは、すぐにはイメージできない。こうした写真は、老人の介護がしんどいと感じるようになった家族向けのものだろう。
しかし、自分は、いつか家族に迷惑をかけることになるだろうから、自分のそのときのイメージをもつことは必要だと思う。