社会の中で、大と小は、どのように共存しているか?
新・都市論TOKYO(隈研吾・清野由美)135頁に、熊(ならずもの国家)と、ナイフしか持っていない人とを対比する話が紹介されている。
この話は、いろいろな分野で使えると思う。
巨大・高層・大資本ビル 対 中小ビル
チェーン店系・大資本飲食店 対 個人店舗
東京の大法律事務所 対 中小法律事務所
スタンダード 対 サブカルチャー
それぞれの分野で競争があり、簡単には一括りにできないが、分野ごとに比べてみることにより、違いもあるが、共通する点もあることに気がつく。
一般的には、大きい方が強い。
大きい方が、良いイメージがあるだろう。
集積され、効率的。
できあがったスタイル。
洗練され、余裕がある。
豪華でセレブ。
しかし、マイナスのイメージもある。
均質性のため、面白みに欠ける。
コンクリートなど、無機質な世界。
気取った雰囲気。
コストがかかり、高価。
中小事業者の方でも工夫しているところも多い。