代官山
新・都市論TOKYO(隈研吾・清野由美)では、汐留、丸の内、六本木ヒルズと比較して、代官山が取り上げられている。
代官山は、決して中小事業者ではないが、汐留などと比べれば、大きくはないといえるだろう。
代官山で暮らしたり、仕事をしている人たちのコメントを、雑誌などで読むと、ヒルサイドテラスは、高層でないことから、空の広がりを感じているようだ。
NHKの番組「ブラタモリ」ではないが、「代官山は、どうしてそのような街になったのか?」は、関心のあるところであり、それを研究した文献もある。
代官山から中目黒の方に降りてくると、さらに中小事業者は増えてくる。
名古屋で考えると、名古屋駅周辺が、巨大・高層・大資本ビルのエリアである。これに対して、代官山・中目黒に相当するのは、覚王山、池下、長者町かなと思われる。
栄は、もともとは、巨大・高層・大資本ビルのエリアであったのだろうが、現在では、名古屋駅周辺の方が、巨大・高層化している。
新・ムラ論TOKYO(隈研吾・清野由美)もあり、「ムラ」のあり方について、下北沢、高円寺、秋葉原などが、検討されている。
名古屋では、新・都市論TOKYOと、新・ムラ論TOKYOの、2つの本で紹介されているような対比は、難しい。「ムラ」といっても、東京の「ムラ」は、名古屋よりもはるかに店が集積している。