美術への関心
中小事業者と美術は、関係があるのかと思われるかもしれない。
しかし、中小事業者が使えるものとして考えておく必要がある。ビジネスとしてだけでなく、楽しみとしても考えるべきだろう。
現代は、美術への関心が高いと言われる。
しかし、経験的感ずるのは、美術に関心がある人は、少数派だと思う。
美術よりも、歌曲の方が、揺さぶられる人は多いと思う。
美術への関心がある人でも、基本的には、それを見ることまでである。
購入してまでして持つ人は、大変に少数だ。
見る人も、工芸的な精巧さに眼が行く。また、分かりやすい具象を好む。
理解しにくいものを見ても、腑に落ちないのだろう。理解できないままの中途半端の状態は、嫌われる。
美術を高嶺の花にしてしまったのは、そもそも問題だろう。
しかし、自分の手に届くところで楽しむことは、考えて良いと思う。