チャレンジャーの気持ち
私は、いつも自分の力で築き上げることを考えてきた。したがって、いつもチャレンジャーの気持ちでいる。
世の中には、生まれたときから豊かであり、守るべきものを持つ人たちも多い。こうした人たちの気持ちは、チャレンジャーとは別のものであることも多い。
この両者については、どちらも、それぞれにあるのであり、優劣を付ける問題ではない。
世の中では、親がチャレンジャーであるのに、子や孫は全く別ということは、よくあることであり、そこからいろいろな軋轢が生じてくることを見てきた。
親は、どうしても自分の感覚でものを言う。チャレンジャーとして成功した親ほど、こうした傾向がある。
しかし、豊かになったのであれば、どのように豊かに暮らすかを考えなければいけないと思う。親が、子や孫に対して、自分と同じように苦労してみろと言ってはいけないと思う。
もちろん、親は、子や孫が没落してほしくないから、いろいろ言いたくなるのだが、時代の変化は無視できないものだ。
自分がチャレンジャーだと考えている人は、自分の境遇の変化に応じて、考え方・行動を変えていかなければならない。