不動産など大きな財産を売却したとき

不動産など大きな財産を売却したとき、大きな変化は、キャッシュフローが楽になることだ。

収入を、借入金返済、従業員給与、家計、税金、投資に振り向けていけば、余裕はないのが普通だ。
ところが、大きな財産を売却して、現金が入れば、きりきりした状態で、キャッシュフローに頭を悩ませていた状態から、天国に来た状態になる。

楽になれば、それを少しは楽しめばよいと思う。

しかし、大きな財産を売却しているのだから、将来の収入源を減らしたことになる。また、経営の安定度にも影響がある。
したがって、全体を考えるならば、気持ちが緩むことはないだろう。
全体をいかに把握するかが大事だ。損益計算書だけでなく、貸借対照表の変化も継続して把握する必要がある。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2017年08月25日 | Permalink