性善説の世界で育った人は、人間の浅ましさを痛感する必要がある。

性悪説の世界で育った人は、楽観を知る必要がある。

しかし、性善説の世界で育った人こそ、自分から1歩出た世界は、闇であると実感するべきだと思う。
自分から1歩出た世界も、自分と同じように、良き人たちの世界だと考えると、そこに甘えが生じる。その甘えは、危機を生む。

自分から1歩出た世界は、闇であると考えるならば、慎重にとらえるだろう。その方が安全であると思う。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2018年04月16日 | Permalink