表現の重要性は、常に意識しよう。
表現というのは、文章にする場合もあれば、口頭で述べる場合もある。
文章の場合に明らかになりやすいが、論理の構成を明確にしよう。
1つの文章は、できるだけコンパクトにし、読んで理解しやすい内容にする。その上で、それを受けて、次の文章が来る。その時、前の文章を原因として、次の文章が結果として来る場合(順接)と、前の文章を否定・修正するものとして、次の文章が来る場合(逆接)とがある。
基本的には、順接で文章をつないでいけば良いが、それだけでは広げられないこともあり、逆接で進める必要があることもある。
しかし、逆接を連続しすぎることは、その文章の論理をわかりにくくし、多用するべきではない。
以上に述べたことは、文章の場合だけでなく、口頭で述べる場合も同じだ。
口頭で述べた1つの表現(文章)が、素直に明確であることが必要であるが、人によっては逆の含みも入れたような曖昧な言い方をする人もいる。
しかし、そのような曖昧さは、わかりやすさを遠ざけ、口頭でのやりとりで理解してもらうことには障害となることがある。
口頭での1つの文章は、シンプルであるのが良い。