A7 要素の作り出す構造体
ある要素とある要素は、それが何であれ、無限の接点を有する。その接点を究めるだけでも一生あっても足りないだろう。
世界には無限と言って良い要素がある。この冊子では、その中のごく一部のみを記述したにすぎない。
取り上げた一部の要素を、章立てて記述したが、それも一応のものにすぎない。要素と要素の関係は、記述したものもあるが、読み手にある程度わかってもらえるように位置づけたにすぎない場合もある。私自身が要素と要素の接点を分析・理解したものではないため、私の気がつかない関係性もあるだろう。
要素と要素との接点は、柱と梁の関係に例えれば、それは1つの建物のような構造をつくるかもしれない。しかし、柱も梁もごく細いものかもしれないので、石上純也の作る建物のようだろう。