A7 要素の作り出す構造体

 ある要素とある要素は、それが何であれ、無限の接点を有する。その接点を究めるだけでも一生あっても足りないだろう。
 世界には無限と言って良い要素がある。この冊子では、その中のごく一部のみを記述したにすぎない。
 取り上げた一部の要素を、章立てて記述したが、それも一応のものにすぎない。要素と要素の関係は、記述したものもあるが、読み手にある程度わかってもらえるように位置づけたにすぎない場合もある。私自身が要素と要素の接点を分析・理解したものではないため、私の気がつかない関係性もあるだろう。
 要素と要素との接点は、柱と梁の関係に例えれば、それは1つの建物のような構造をつくるかもしれない。しかし、柱も梁もごく細いものかもしれないので、石上純也の作る建物のようだろう。


投稿者名 管理者 投稿日時 2011年11月29日 | Permalink

A6 リンクされた構造

 全ての事象・知見は、全て関連づけられ、リンクされた構造にある。これを1つの直線に落とし込んで説明することは、きわめて困難であり、かえってわかりにくくなる。映画や音楽のように1つのラインに位置づけるのではなく、自らがリンクされた構造の中を動き、読みとり、構造として理解する道を選びたいと考えている。


投稿者名 管理者 投稿日時 2011年11月29日 | Permalink

A5 成果を生み出す道筋

 自分なりの基本的スタンス(考え方)(第1)を持ち、道具(第2)を見つけたならば、そこから仮説(第3)を立て、自分なりに判断・表現する(第4)というのが、成果を生み出す道筋だと思う。第1から第4までのものは、相互に関連があり、前のものが後のものを決定する関係だけではなく、後のものが前のものに影響を与えることもある。また、第1から第4までのものは、厳格な区分があるものではなく、その位置づけは、色々だろう。
 理解に役立つ一応の道筋として、説明するものである。


投稿者名 管理者 投稿日時 2011年11月29日 | Permalink

A2 美術への無関心

 美術に対して、基本的に無関心という人がいる。
 美術を見ることはいいけれども、購入することには否定的、消極的な人がいる。
 人にはそれぞれの好みがあるのだから、どうあるべきだという議論は不要だと思う。
 しかし、美術に対するきっかけとなる教えなり経験がないことにより、無関心、否定的、消極的なのだとすれば、残念なことだと思う。
 学校教育における一般的な教え方、教われ方とは別に、私が気がついたことをまとめるつもりだ。


投稿者名 管理者 投稿日時 2011年11月29日 | Permalink

A1 美術の起点

 時空を超えて、人間の作品づくりに向けた精神的所作をまとめてみたい。
 それはどこまでも仮説の域を超えないものかもしれないが、1つの見方として参考にしてもらえればうれしい。
 人間の精神的所作の流れを見れば、自分が悩んだときに、立ち返る場所もわかるだろう。


投稿者名 管理者 投稿日時 2011年11月29日 | Permalink