A4 よく見た絵は、印象的である。
絵は瞬時に見ることができる反面、瞬時で見たと終わらせられる面がある。
絵を見て、何か「はっ」とさせられる点があるとよく見ることになる。
絵を見る前に、この絵には何かあるという予備知識があったり、単に有名であるという場合にもよく見ることになる。
よく見れば、その絵がどんなものでも(と思うが)、何かしら印象に残るものである。したがって、作家は、よく見てもらえるような工夫が必要だろう。
直島においても、多数の絵画を見てきたが、ジェニファー・バートレットの「黄色と黒のボート」が印象に残っている。