C1(6) 二項対立
内部/外部、自己/他者、善/悪、男/女など、古代ギリシア以来の西洋形而上学は、二項対立を確立してきた。
その二項対立を解消し、そこに潜む欲望を指摘するものとして、1960年代半ばころ、フランスの思想家ジャック・デリダは、「脱構築」という思想を提唱した。
しかし、日本では、二項対立という考え方は決定的なものではないと思われる。
内部/外部、自己/他者、善/悪、男/女など、古代ギリシア以来の西洋形而上学は、二項対立を確立してきた。
その二項対立を解消し、そこに潜む欲望を指摘するものとして、1960年代半ばころ、フランスの思想家ジャック・デリダは、「脱構築」という思想を提唱した。
しかし、日本では、二項対立という考え方は決定的なものではないと思われる。