1 世の中(世界)は、自然の摂理(科学)に基づいて動いている。
原始の頃、人間は、自然のルールの中で狩りや採集をして食物を得ていた。
時代が進むにつれ、人間は、社会のルールの中で狩りや採集をしている。
しかし、自分(人間自身)は、その中でカオスの状態にある。もちろん自分も、生物的には、自然の摂理の中にあるが、自分の生き方、考え方は、混沌としている。
生まれてから受けた教育によって、何らかの道筋はつけられるが、それにしても自分の全体が整頓されるものではない。
人は、カオス状態の中で、何らかの理想、望みを見つけるだろう。それは、宗教的教義からかもしれないし、独自の欲求の中でかもしれない。