5 共通した変化のパターン

 萩原守衛(碌山)の一連の彫刻を見るとき、東大寺南大門の金剛力士立像(運慶、快慶)から、無著・世親菩薩立像(運慶)に至る変化を見る思いがする。
 外面的に筋骨隆々とさせ、力強さを表現する段階と、内面的な芯の強さを表現する段階とは、別物として存在する。


投稿者名 管理者 投稿日時 2011年11月30日 | Permalink