アーティストは、物としての作品を作ることは、自分の一面にすぎない。
アーティストは、人間の広さを意識する必要がある。
人間の活動は、ビジネスの世界を見れば分かるように、色々な仕事が集まって全体を作る。仕事は、分類はできるだろうが、人それぞれだ。職人であったり、組織作りの事業家であったり、お金の使い方を考える投資家であったりする。
アーティストも、1つの職業と考えるのではなく、人間の一面だととらえるべきだ。そうすると、物としての作品を作ることだけが、道ではないと気がつく。
アーティストは、現在を生きる人間であり、世の中との関係で、常に緊張感が生ずるだろう。自分が生きる現在を、自分なりにとらえなければ、何も気がつかず、新しい変化もわからないだろう。
アーティストは、職人として物を作るだけでなく、哲学者としても行動し、事業家としても活動し、世の中を作るべきだと思う。