3 ルネサンス初期
(1)フラ・アンジェリコ(1400頃ー1455)は、20歳ころ、修道士としてフィレンツェ近郊フィエーゾレのサン・ドメニコ修道院に入り、その後フィレンツェのサン・マルコ修道院に移り、助手とともに祭壇画の制作や、僧房や廊下の壁画を手掛けた。
(2)サンドロ・ボッティチェリ(1444頃ー1510)は、フィリッポ・リッピの工房で修行した後、ヴェロッチオの助手として働いた。
弱冠20歳でメディチ家の当主におさまったロレンツォ・イル・マンフィコをはじめとするメディチ家の庇護を受けた。