25 シュルレアリスム

(1)マックス・エルンスト(1891ー1976)は、幼いころから学業も課外活動も器用にこなし、大学で哲学と心理学を専攻し、フロイトの精神分析に興味をもち、精神科医を志した。そのとき出会った精神病患者たちの絵が、絵画の約束から自由で、論理的な思考が排除されていることから、エルンストは、様々な技法へと至る思考を促された。

(2)サルバドール・ダリ(1904ー1989)は、金持ちの子であり、最初の学校は貧しい家庭の子が多く、孤立していた。

(3)ジョアン・ミロ(1893ー1983)は、仕事のストレスからひどい鬱病になり、体調まで崩して入院した。しかし、このおかげで両親に無理やりやらされてきた会社勤めから解放され、カタルーニャにある小村モンロッチでの静養ができた。ミロは、美しい村の風景に触れるうちに、画家になる決意を強くした。

(4)ルネ・マグリット(1898ー1967)は、13歳の冬、母が自殺する事件があった。


投稿者名 管理者 投稿日時 2011年11月30日 | Permalink