C2 ある作家の作品を所有することの意味

 2011年5月31日に、カレル・アペルの作品を購入していた。
 また、図録でアペルの作品も見ていた。
 このため2011年6月26日、ブリヂストン美術館の「アンフォルメルとは何か?」展で、アペルの2つの油絵の作品を見て、図録では感じとりにくい、野性的な筆致に驚いた。
 アペルの作品を所有していることによる「アペルびいき」は、おそらく心理学的な現象として説明できるだろうが、そうではあっても、1人の作家の作品を所有することにより、その作家の他の作品を見る眼が違ってくることは確かだ。自分の所有する作品との違い、図録との違いなど、考える契機となる。
 今後どこかで他の作品に出会ったときの楽しみとなっている。
 2011年7月3日、ハラミュージアムアークでも、偶然に、アペルの「広島の子供」を見る機会があった。


投稿者名 管理者 投稿日時 2011年12月01日 | Permalink