知らない地域を旅する感覚

ある地域をある程度調べて旅しても、意外なことは出てくる。
旅したところで何か資料や物品を買うと、そこからまた意外なことが出てくる。

あいちトリエンナーレで多くの映像プログラムを見たが、分からない映像の方が多く、理解したという感覚は得られなかった。しかし、知らない地域を旅しているのだと考えれば、すべてを理解できないのは当然のことであり、気にすることではないと思う。

あいちトリエンナーレのパフォーミング・アーツでも、同じことは感ずる。

視覚だけでなく、聴覚などそれ以外の分野でも、知らない地域を旅する感覚は必要だろう。

文章だとそれが理解できて当然(理解できないのは、文章が悪い)と考えてきたが、ここでも知らない地域を旅する感覚は必要だろう。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2016年11月11日 | Permalink