ファミリービジネスというと日本のものではないような、イメージがあるけれど。
弁護士をしていて感ずるのは、人生を成分分析すると、大きくとらえれば、「ファミリー」と「ビジネス」だということだ。「家族」と「企業」と言っても良い。
ただし、成分は、2つだとしても、ファミリー(家族)とビジネス(企業)は、簡単に分けられるものではない。
ファミリー(家族)は、時間の経過とともに変化するが、一続きのものであり、自由に・ランダムに、どこへでも行けるものではない。ビジネス(企業)も、やはり一続きのものであり、程度の差はあるだろうが、自由に・ランダムに、どこへでも行けるものではない。
このような2つのものが絡み合うので、単純な成分分析はできないだろう。私も、まだ理解仕切れていない分野もあり、まして対応策がすぐに見つかるものでもないことが多いだろう。しかし、年齢が進むにつれ、多少なりとも経験を積み、実感としてつかんだ知見もある。自分として、これまでのものを統合したいと考えるようになった。
このブログでは、ある程度体系的に書き出してみるつもりでいる。「家族人事政策」という面(このような言葉が適当かどうか悩むところだが)が強いかもしれないが、どうぞご覧ください。