ファミリーの歴史をいかに記録に残すか。
「若いうちは、自分の歴史などまとめなくても良いから、もっと前に進め。」と自分に言いきかせてやってきた。
確かに、若いうちは、自分の可能性も未知であるし、自分の果たすべき役割もわかっていない。自分の関心もどんどん変化する。
したがって、自分の歴史をまとめてみても、見当違いとなることが多いだろう。
しかし、年齢を重ねるにしたがって、自分はまず何を果たすべきかを選択し、それに集中しなければいけなくなると、そのために自分の歴史をふりかえってみることは悪くないと思う。
さらに、自分の人生だけでなくファミリー全体の歴史を考えると、自分にしか記録できないことも多いことに気づく。老親がいるならば、少なくともいろいろと尋ね、記録しておくことは必要だと思う。