ファミリーを見るときは、現実の能力をよく見て、それを前提に考える。
弁護士として、一代で事業を築いた人を見ていると、身内に対しても自分と同じレベルを求めているように思う。「いや、自分と同じことは求めていませんよ。」と言う人であっても、ある程度は、自分に近いレベルを期待していて、その期待との差がわかったときにショックを受けることがあると思う。
自分の能力とファミリーの能力とは別だと考える必要がある。ファミリーを見るときは、少なくとも普通の能力の人であれば大いに良しという前提で考えるべきだろう。
いや、本当は、それでも甘く、現実の能力をよく観察して、それを受け入れるべきあろう。
ファミリーの現実の能力を前提に、ファミリーのあり方を考える必要がある。