目くばりのできる女性が結婚を決意するとき
目くばりのできる女性が結婚を決意するときには、心の片隅で親を安心させたいと考えるときく。自分の幸福よりも親の幸福を優先させることもあるときく。
この考え方は、古風であるようにも思うが、日本的なのではないかと思う。
現代では、こんな風に考える人はいないよと言う人は多いかもしれないが、私には大事な判断のように思う。
結婚生活は、相互理解と相互依存の中で、その時々に2人で築いていくもので、「この人以外に結婚は考えられない。」と言うほど限定されたものではないと考えるからだ。こんなことを言うと、世の多くの人から非難されるだろうと思うが、弁護士として感ずるところでもあるし、こんな考え方もあるという程度に受けとめていただければと思う。
なお、離婚について前向きに考えることとは別の問題である。