社会での競争の仕方
自分の競争相手がどこにいるかは常に考えている必要がある。
多くの人は、自分の目の前にあるものしか競争相手として浮かばないようだが、本当の競争相手は、この世の中は広いのだから、見えないところにいると考えた方が良い。
これができるためには、自分の活動範囲を広くする必要があるだろう。
自分の生まれた場所しか知らない場合は、もっと別の世界があることを想像すらできないために、本当の競争相手の所在がわからないことが多い。
また、競争相手は、自分と同時代を生きている人だけでなく、歴史的にも広く見て、見つけても良い。
競争相手がある程度見つかれば、その人がやっていることをつぶさに研究すれば、必然的に自分がやらなければいけないこともわかるだろう。
もちろん相手がやってることだけを考えて真似をしているだけでは、着手に遅れた分だけ自分の方が不利である。