自分の統一性

 自分は、多くの可能性の中から1つを選びながら生きている。その連続だ。こうした生活の中で、自分の全体を統一的に表現することは難しいと感じている。つい、もっと別の選択があったのではないかと考えてしまうのだ。
 記録は、できる限りとっているが、昔の記録は、それが自らが書いたものでさえ、忘れてしまう。したがって、ますます自分の全体を統一的に表現することは難しい。
 しかし、一人の人間が考え、行動した結果には、何かしらの統一性が読み取れるだろう。それは、本人にも分からないところだ。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2018年05月25日 | Permalink