基本書
子孫や後輩のために、基本書になるようなものをまとめる必要があると感じている。
どのような本を読むかと言う事は、それぞれの人の判断に任せられるべきだと思うが、学校での教科書のように、その知識があるとその後の人生がより良くなるものは必要だろう。
学校で使われる教科書は、多くは卒業してしまえば二度と読む事は無いことがほとんどだろう。重い教科書をランドセルやカバンに詰めて学校に通ったことが、思い出としては残るのかもしれないが、何らかの効用として後の人生に役立つものである必要がある。
こうした観点から考えると、学校の教科書は、根本的に作り変える必要があると思う。
例えば歴史であれば、政治的な出来事が大昔から時間順に並べられている。
しかし、現在ある有用なものがいつからできてきたのかと言う判断の仕方が必要だと思う。
国語であれば、人に何らかのものを伝える文書は、どのようなものである必要があるかが明確であるべきだ。
英語や数学は、その後の人生によって人それぞれであろうが、道具として使える必要がある。
地理、地学は、これも道具として使える程度で良いのではないかと思う。
古文、漢文は、専門家への入り口としてある程度のものがわかれば良いのではないかと思う。古文の文法などは、一般の人がそれに習熟する必要は無いと思う。
それよりは、古典を現代語訳してもっと読みやすくし、現代に利用する道を探した方が良い。