二代目が注意すること

創業者の子は、親が始めた会社について、自分の会社として強く打ち出せないところがある。
特に、会社の外にいたり、一部関与の場合は、そうだろう。
このことの悪影響は、いろいろ考え得る。
自分の会社という意識が希薄な場合、会社の財務状況、会社の課題などについて、受動的になってしまう。
本来、創業者の子であっても、自分の部下・ブレーンを使って、自らが事業を立ち上げていくくらいの熱意が必要だ。
創業者の子自身の婚活にあたっても、自分の会社を十分説明できないことがある。
こうした悪影響を避けるためには、少なくとも会社の財務数値はきちんと理解してもらわなければならない。
また、会社の事業の一部を、失敗を恐れず自分で担当してもらうことも必要だ。
そのためには、会社の中にいる人を上手く付けることも考えるべきだ。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2021年08月06日 | Permalink