文学作品の漫画化

文学作品は、最初から最後まで読もうとすると、それなりの時間を要する。
それに比べると、漫画は、速く読める。
これは、漫画にした人の要約があることによる。
 要約は、ストーリーのピックアップ
 情景の画像化
漫画化は、いろいろな版が可能となる。
文学作品を時間をかけて味わうことも一つの道だが、速く全体をつかむことも別の道だ。
そもそも時間をかけて文学作品を味わっても、頭に残る部分は限定される。
時間を消費するだけなのか、自分に何らか役立てるのか、の選択の問題がある。
 原典に直接当たることが、どこまで重要か。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2020年08月25日 | Permalink

文書管理の承継

何か物事を整理しようとするときに、視覚的に全体が把握できること、体系化を進めるにあたって柔軟に変更できること、を考える必要がある。
全体を整理するときに、何かのファイルに書き込めば良いと考える人もいるようだが、それでは上に述べた2つの点が十分にできない。
Trelloの使い方を考えている時、その特徴をどのように生かすかをめぐって、人と差があることに気がついた。
文書管理(紙ベースとWebベースを含む)について重要なことは、それを管理する人だけが理解しているということではなく、参加している人全員が理解しているということが大事だ。
相続の時になって初めて文書管理のあり方を理解しようとしても、大変なことであり、またその意味を理解できないため、文書の管理そのものが揺らいでしまう。
文書管理の承継をどのように行うかという事は、日ごろから考えておくべきだ。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2020年08月04日 | Permalink

文書の弱点

文書で記録する方法の強みは、その緻密性・正確性だと思うが、弱みは、あまりに深く広くとらえすぎるため、全体を把握できないことにある。
全体を記憶することができず、端的に言葉で表せない。
絵画・写真・漫画のような一覧性がない。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2020年07月28日 | Permalink

1冊の本にしぼれるか?

NHK100分de名著を見るようになって、ずいぶんの時間が経過したが、結局、名著だとしても1冊の本だけで満足できるものではない。このことに気がつかされた。
無人島に流されるとして、1冊の本を持っていけるとしたら、どの本かというような問題設定をされることがあるが、それは所詮無理な設定だ。
多くの本があり、そこをさまようことで自分が作られる。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2020年06月17日 | Permalink

自分を形作る成分は、何だろう?

自分を知らせるものとしては、自分が書いたもの、読んだもの、集めたもの、写真・映像などだろう。
その集積から知ってもらうしかない。

書いたもの、読んだものは、ある程度、カテゴリにより分類している。
この分類の仕方も、自分を知ってもらう材料だ。

こうした材料から、自分を構成してもらうしかない。
その点で、成分だといっていい。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2019年12月06日 | Permalink

事業承継は、事業の共有化の段階を経る必要がある。

「承継」と言う言葉は、誤導するおそれがあると思う。
事業は引き渡されるのではなく、並んで走る者が吸収するというイメージだ。

並んで走るためには、後継者自らが、同じ事業を一から始めるくらいであることが良いと思うが、先代と共同してやってみてもよい。

並んで走るという事業の共有化を体験することにより、その事業の進化の歴史を体験することになる。
事業の進化の過程を見ることは、大変勉強になる。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2019年09月19日 | Permalink

自分が築いたものは、いずれ自分の手を離れて、誰かの元へ行くという感覚は必要だ。

自分が築いたものは、自分にとって良い大きさ・扱いやすさとなっている。
普段は、このことを意識することはあまりないだろう。

しかし、自分の手を離れて、誰かの元へ行くとき、その大きさ・扱いやすさでいいのかを考える必要があるだろう。
そのときが、いずれ来るのだから。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2019年08月26日 | Permalink

故人の残した文献

文献は、次のレベルで整理できる。
故人の手が入った順。

1 書籍、資料

2 資料を整理し直したもの
並べ替えたもの。

3 内容を煮詰めたもの(コンデンス)

4 創作

故人の残したものは、膨大になることもあるだろうが、どこまで保管するかは、一概には決めにくい。

一族の歴史は、故人が収集・分析・圧縮したものの、積み重ねだ。

この考え方は、故人が集めた物(コレクション)にも当てはまるが、物はかさばる点で、保管が難しい面がある。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2019年08月16日 | Permalink

暗証番号・パスワードの伝達

先代が亡くなったとき、暗証番号・パスワードが不明であると困る。
銀行関係などは、相続人であることが判明すれば、暗証番号が不明でも相続はできる。
独自に作っているサイトなどは、サイト管理者であれば、パスワードが不明でもアクセスはできるだろう。
しかし、スマホは、相続人でも開示されないようだ。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2019年07月29日 | Permalink