数値による判断
「数値による判断」と言うと、「それは得意だね。」というタイプの人と「定性的な分析は好きだけど、定量的な判断はどうも・・・」というタイプの人に分けられるだろう。
特に、数値に現しにくいところが重要であるという考え方の人も多く、「正確に間違えるか、大雑把に合っているか」の違いととらえる人もいる。
しかし、数値が全てと言うつもりはないが、数値によって判断することは重要であると考えている。自分の感覚・直観と数値の間に微妙なずれがある場合、原因を考えることは最低限必要である。
いつも自分の感覚・直観と数値を比較していると、「この現象は自分だけの判断のものである」と考えていたところが、「実は、世の中でも同様に起きているのだ」と気がつくことがある。先見性は、こんなところから生まれるのではないかと考えている。