ファミリーとして、事業(職業)を選択する力
ファミリーのうちの誰もが、自分たちの事業(職業)は何なのかを考える必要があり、そうなるように意識して協議の場をもつべきだろう。
ただし、正面から形式ばって協議の場をもつのが良いのかどうかは、注意する必要があるだろう。
ファミリーのうちの誰もが、自分たちの事業(職業)を考えた上で、将来に向けて事業(職業)を選択していく必要がある。
これまで行なってきた事業(職業)を継承してくことこそが重要だとする考え方もあるだろうが、時代の変化に対応していくことの方が重要である。
事業(職業)を選択する力というのは、高度な能力・経験を必要とすると考えるので、単純な多数決になじまないと思う。どこかで誰かに委ねるもののように思う。しかし、ベースとしてファミリーのうち誰もが事業(職業)を選択することについて考えていることが必要である。