金持ち父さん貧乏父さん
この本が出版されて、すぐに読んだ記憶なので、2000年秋口頃だと思われる。まだ、この本がそれほど評判になっていないときだった。そのとき、こう言っては自慢めいて聞こえるかもしれないが、「なんだこれは!自分(私)が考えて実行していることをそのまま本にしているじゃないか!」と感じた。弁護士として、また、不動産の扱いに関与するにつけ、経験として感ずるところだ。
本として、おもしろく読めるようにまとめられており、まとめ方の工夫はあると思われたが、内容は全編自分の考え・実行そのままだった。
後に、この本が大変なベストセラーになるにつれ、自分の考えや実行していることを読みやすくまとめればベストセラーにもなるのだとすら思ったものだ。
ただし、著者であるロバート・キヨサキが、シリーズ本として何冊も出すに至り、この点では自分と大いに異なると思った。