記録・保管
多くの文書は、普段から自分の体系に基づきファイルされる。
そのファイルも、時間が経過すれば、大部になり、古くなったものは、ファイルからはずし、資料のみ黒い紐でまとめておく。
新しいものをファイルに残すのは、あとからチェックすることがあり、その可能性が高いから。
黒い紐でまとめておくのは、処分しやすいから。
黒い紐でまとめた資料は、保管期間を経過すれば処分する。
しかし、このとき資料的価値があると判断すれば、永年保管とすることになる。
どのような資料を永年保管とするかは、責任者に任された事柄である。
自分の判断能力に謙虚であれば、多くを保管することになるであろうが、単にルーティン的なものは、思い切って処分しなければならない。
「もの」についてのミニマリストは、必要最小限のもののみ残すのであろうが、その判断はきわめて難しいと思う。自分の判断能力に謙虚であれば、将来の可能性のために、枠を大きめに設定するのではないかと思う。