融資を受けやすい今買うべきか? 価格が下がるまで待つべきか?

価格が下がるまで待つことができるのは、経済の大局観が正しくできている場合だろう。

しかし、経済の大局観は、ものの本やブログでは、簡単には明らかにできない問題だろう。それは、誰も確信を持って伝えることはできず、わからないとしか言いようがない問題だ。
結局、自分で、これまでの経験や研究に基づき判断するしかない。

株などの相場では、値が上がっているときは、それに乗った方が良いと考えられるので、不動産の場合でも、相場の上昇に乗ればよい。
しかし、長期保有を前提と考える立場からは、相場の上昇にいつまでも乗るのは危険だと考え、購入を控えることになるだろう。

しかし、さらに考えると、不動産も持ちっぱなしということがあっては、効率的な投資家とはいえないという面があるだろうとは思う。このとき、売り時には全て売らなければならないと考えることになる。

現実には、自分や家族が使っていることを理由として、売却しないと考えることもあるだろう。
しかし、投資家の目線では、それは自分への弁解に過ぎないことになるだろうと思う。

多くの人は、現実と妥協的に生きている面がある。経済的な面だけでなく、家族の心情を考えることもあるだろう。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2016年08月05日 | Permalink