ペーパーレスは、何を意味するか?

ペーパー上にある情報は、物として手作業で位置づけができる。
この意味は、手で考えることができると言うことである。これは紙に慣れた世代の古い習慣かもしれないが、手を動かすことによって、考えをまとめることができる面はあると思う。
ペーパーレスは、こうした「手で考える」という手法とは別の能力が求められるだろう。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2021年01月25日 | Permalink

現物を中心に考える。

ものだけで組み立ててみる。
利用しているソフトは、含めてもいい。
人間が生きるときは、食べるものも、着るものも、住まいも、ものである。
お金は、貯めたり、交換するときに必要であるが、お金そのもので生きることはできない。
一度、お金で評価することをやめて、ものだけで生きるための環境を考えてみると良い。

マルクスは、「商品」には2つの顔があると指摘している。1つは「使用価値」であり、もう一つが「価値」だという。(100分de名著 資本論28ページ)
しかし、言葉の付け方としては、「使用価値」が「価値」の中に含まれるような表現であり、変だろう。
「使用価値」が、効用であるのに対し、「価値」は、評価だと言える。
物事を見る場合、まず効用に着眼して組み立ててみるべきだと考える。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2021年01月19日 | Permalink

資産効果のない株高

株が高くなったからといって、財布の紐を緩めるのか?
不況下の株高は、マネーの価値が下がっていることを意味する。
マネーの価値が下がっていることを感じるならば、少しでも価値があるものを選択するだろう。株式でも、流れに乗ったものと乗っていないものが出てきており、企業評価の2極化が進んでいるのは、このためだ。
そこには選択があり、やみくもに財布の紐を緩めることはないだろう。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2021年01月13日 | Permalink

遺産分割

遺産分割で揉めることが問題となっている。
問題は、決められない事にある。
 遺言は、遺留分を考えて行えば決められる制度である。
こうした場合、会社制度の利用を考える必要がある。
住宅を個人所有する事は考え直すべき。
 税法上の特典もあるが。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2021年01月08日 | Permalink

謹賀新年

 コロナ禍は、自分の人生の中でこのような事態に遭遇するとは考えておらず、驚きました。しかし、1722年にイギリスで出版された記録文学である「ペスト」を読むと、人間の対応はあまり変わっていないとも感じられ、落ち着いてとらえる必要があると考えています。
 コロナ禍の影響で、いろいろなことが生じました。  マスクの着用、Web会議(交通機関の利用の減少)、持続化給付金などの各種支援金(税金の投入)が私にとっては大きな変化でした。この変化は今年も続きます。65歳になる今年は何らかの区切りの年だと考えていましたが、状況をよく観察することが必要だと感じています。

2021年 元旦


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2021年01月05日 | Permalink

都市に住む意味は、何か?

都市は、消費の場だ。
  消費の場という事は、楽しめる。
 したがって、誰しも都市の生活に憧れる。
ところが、その先に新しい展開をすることができるかどうかが大事だ。
 知は、孤独から生まれるが、他の人に伝わらなければ自己満足に終わってしまう。
 したがって、誰しも都市を目指す。
結局、知を作り出すことと知を伝えることを同時に行える場所が良いことになる。
 都市に住んで、消費だけに流されない生き方が求められる。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2020年12月18日 | Permalink

必要な分量

初めからある程度の分量が前提とされたものは、注意が必要だ。
例えば本。
商品としての価値から、ある程度の分量が昔から想定されていた。
しかし、こうした分量が当然と考えることは改めるべきだ。
必要な分量に限定する必要がある。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2020年12月10日 | Permalink

数値で決めると言うのはどういうことか?

数値で決めると言う事は、結果で決めると言うことだ。結果が出るまでの努力が相当あっても、結果が出なければ、努力が反映されることはない。
このことは競争社会では、当然のことであると受け止められるだろうが、現実の社会では、極めて酷なこととして受け止められるだろう。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2020年12月04日 | Permalink

努力すれば報われるか?

多くの人は、相当な努力をしたときは、何らかの見返りを求めるものだ。
しかし、現実の社会では、努力したからといって報われるものではない。
これは自分が努力した以上に、他の人が努力した場合、その人が成果をとってしまうので、自分の努力が報われない結果となる。このことは競争社会では、当然のことであると思うが、学校教育の中では教えられないことなので、多くの人は理解していない。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2020年11月30日 | Permalink