一貫性と新規展開
自分は何をし続けなければいけないかを、自分に知らせる仕組は必要だと思う。
仕組というと、難しいことに感ずるかもしれないが、経営者であれば、自分が注目する数字(自社のものであることが多いだろうが、それに限定されない)を常に見続けるということである。
こうした仕組があると、一貫性が生れる。
しかし、一貫性だけあれば良いかといえば、それだけでは視野が狭くなり、ジリ貧にもなりうる。
新規展開ということを常に意識する必要がある。
そのためには、自分が注目する数字以外にも、何か必要なものに気付く必要があるだろう。
この仕組を作ることは難しいのではないか。
視野を広くして、何事にも関心を持とうと心掛けても、それだけでは効果は限られている。
何か日常の行動に落とし込む必要がある。
何かを見たり、聞いたり、読んだりしたときに、必ず1つ、「このことは」と気付くことにし(何もないと終わらせるのではなく)、それをマーク(付箋を付けたり、資料を切り取ったり)し、それを常に集積していく。
何事も集積が進むと、人間、何かを考えるものだと思う。
集積したものを、分類してみたり、展開してみたりして遊ぶ。