楽しみを掘り出す感覚が必要だと思う。

楽しみは、すぐに見つかることだと考えていた。すぐに見つからなければ、楽しみとはいえないと考えていた。
しかし、自分の知らない楽しみを考えると、掘り出していかなければ見つからないだろう。

それでは、楽しみをどのように掘り出せるのだろう?
人の話、何かの記事が、きっかけということは多いだろう。

しかし、こうしたきっかけは、単発で終わる可能性が高い。
やはり、きっかけを集積していく方法を自分なりに見つけるといいのではないかと思う。
簡単な方法としては、ノートでも何でも、そこに記録しておくこと。そのノートを読み返してみると、何か気がついたり、他のどこかとつながることがあることに気がつく。こうしたことも記録する。
蓄積は、徐々に増殖するだろう。

そのうちに、気がついたことの全体をまとめてみようとすると、抜けている部分があることに気がつく(部分解から全体解へ)。

少し抽象的とお感じかもかもしれないが、部分と全体を行き来すると、大きな楽しみが見つかる。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2018年04月10日 | Permalink

古い一戸建て空家の利用

社会は、効率のために、集合住宅を作り続けている。
確かに、集合住宅は、投下資本に対する収益率は高くなる。
また、新しいときは、きれいであり、テナントも見つけやすいのだろう。

しかし、集合であることにより、騒音など問題も生じる。
将来にわたって、集合住宅が有利だとは思えない。

むしろ、古い一戸建て空家のメリットを考えるべき時代だ。
 基本的に広い。
 多少の手入れは認めてもらいやすい。
 植物を育てる庭もある。

新しさ、きれいさのみを求めない生き方が求められる。

庭は、時間をかけてこそ味わいが出る。
建物も、本来は、同じだと思う。

借入をして(金利を払って)取得しても、収益性がなければ、投資家は見向きもしないだろう。
しかし、収益性を求めない、すでに持っている人には、利用の道はある。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2018年04月06日 | Permalink

上場会社の役員報酬は、同業会社で比較してみても、ずいぶん差がある。

各人別の金額までは分からなくとも、人数割で平均を出すことはできる。
コーポレートガバナンスコードでは、取締役会が経営陣幹部・取締役の報酬を決定するに当たっての方針と手続の開示・公表が求められている。
報酬を決定するに当たっての方針と手続は、デリケートな問題であり、各会社は腐心するところだろうと思う。

同業会社で比較して差があることは、今後どうとらえられていくのだろうか?
報酬をどのように決定するかは、株主が判断する問題だとは思うが、いろいろな開示が進む中で、株主でなくとも、すべての会社について、少なくとも平均では知ることができる。そこで判明する差について、どのようにとらえられることになるのだろうかは、気になるところである。

平均報酬の一覧は、すでにどこかにあるのかもしれないが、その影響は大きいと思う。

いわゆるサラリーマン経営者とオーナー的経営者とで比較することができ、そこには差が見つかるだろう。

すでに歴史もあり、蓄積が大きな会社と、そうでない会社とで、どのように考えるべきかは問題だろう。

アメリカ等の海外の経営者との比較は、新聞でも報じられているが、日本人経営者の中での比較は、あまり論じられていないように感ずる。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2018年04月05日 | Permalink

整理のできない人の利用スペースを見ていると。

物の量が保管スペースを上回ると、雑然とする。
多くのアイテムを利用しなければならない場合、スペースは十分必要だということはある。

しかし、多くの雑然とした状況は、同じものがあちらこちらに散らばっているだけということが多いと思われる。
同じものを集めてみると、種類の数は、それほどでもないことに気がつく。
むしろ、なぜ、同じものを、狭い範囲に、いくつも散らばらせないといけないのかと、不思議に思う。多くの場合、同じものを散らばらせることは、無駄だ。

整理のできていないスペースは、共同作業ができない。ここが一番の問題だ。
何らかの作業を、自分一人で抱え込むということは、よくあることだが、その人は、忙しいことに満足?して、無駄に同じものを集めてしまうことには注意するべきだ。
いつでも共同作業ができるように、気をつける必要がある。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2018年04月03日 | Permalink

近時、根をつめて作業をすることが、少なくなった。

若い頃は、根をつめて作業をする必要があると考えていた。
しかし、根をつめて作業をしても、何か自分に残るかと考えると、必ずしも良いものが残るものでもない。

根をつめる作業は、網羅的に何かをしたいときに出てくる。
たとえば、場合分けをして考えるとき、分ける場合は、網羅的にする必要があると考えるので、根をつめることになる。

しかし、何かを1つ実行しようと考えるときは、楽に考えて実行に移す必要があるだろう。
最初から根をつめていては進まない。

何かを進めるとき、その全体をとらえ、手順を追って進めることを否定はしない。
しかし、論理的には、手順として最初に出てくるものが、これだからといって、それから始めなければいけないと考える必要はないと思う。それが魅力的なテーマでなければ、最初にそれを持ってくることは、疲れてしまうことにもなる。
 特に、相手がある仕事の場合、相手に興味を持ってもらえないことになる。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2018年03月27日 | Permalink

後継者に何を教えるか?伝えるか?

企業が掲げる理念・ビジョンは、重要だが、まとめ方が難しい。このため、伝えることも難しくなる。
また、観念的には教え・伝えられても、その実行は、取っ掛かりが難しく、実行に移しにくい。

そこで、理念・ビジョンは、普段の行動から積み上げていくことを考えるべきだ。
例えば、書類の扱い方1つをとっても、その企業なりのやり方があるだろう。それを教え・伝えて、実行に移してもらうべきだ。

企業は、多くの要素により成り立っているが、それを具体的に明示して、企業のあり方を具体的にする必要がある。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2018年03月15日 | Permalink

弱者を保護するのは、弱者を弱いままにする狙いもあるのではないかと、意識する。

こんなことを言うと炎上ものだろう。弱者保護の必要性を否定するものではない。
しかし、貧者の目線として、助けられるままの自分を意識することは必要だと思う。

自分自身を振り返って、保護されたと感ずる時期は、特に若いときは、単純に保護されたというよりも、成長を促された(指導された)という思いが強い。
難しいことはともかくとして、単純に保護することも必要だとは思うが、保護といってもいろいろな形がある。
自分が受けている保護が、どのような意味があるかは、考えられる人であれば、考えるべきだと思う。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2018年03月12日 | Permalink

キャッシュフローの把握

少なくとも、個人事業主であれば、自分や自分の関係会社のキャッシュフローを把握することは必須だ。
エクセルで一覧表を作るだけだ。

ところが、それすらできていない人がいる。会計事務所に作成を任せることを考えるよりも、自分のためには必要のはずであり、すぐに作るべきだ。
税務申告など税理士に任せるものもあるだろうが、キャッシュフローの把握は、自分でするべきだろう。

メリットは多い。
昨年との比較ができる。異常な数値の把握ができる。支出の把握に漏れを出さないようにすることができる。キャッシュフローのマイナスが分かれば対応策を考えることができる。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2018年03月08日 | Permalink

金儲けは、観念的では(考えているだけでは)実現しない。

金儲けと豊かな生活とは、別物だという前提で。
世の中には、金儲けは簡単だという人もいれば、金儲けは難しいという人もいる。
しかし、金儲けができているかどうかは、実績として明確に出てくるのもので、実績で判断するだけのことだ。簡単か難しいかは、人により違っているだけのことだろう。

金儲けを論ずることは、その人の実績と関係してくるので、難しい。
実績のある人は、妬まれたくないので、あまり表にしない。
実績のない人は、実績を表にしなくとも良いのであれば、どうとでも話せるが、裏づけに乏しいと思われるだろう。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2018年03月06日 | Permalink

時期を選ぶ(待つ)。

不動産を継続して購入していると、バブルに近い頃に購入した物件や経済ショックの時期に購入した物件など、様々あり、その比較ができる。
結論としては、バブルに近い頃に購入した物件は、その後も購入価格を下回っている。
もちろん、賃料収入の範囲で借入金の返済が可能であれば、それを売って処分しなければならないというものではない。賃料収入は、安定してある。
しかし、売却益を求めて成長することを考えるのであれば、購入時期を選ぶ必要がある。
不動産の売却益は、相当に大きくなることがあり、これを利用することは考えるべきだろう。

株式も、基本的な考え方は同じだ。
株式の方が影響を受ける事象は様々であり、変化も早いが。
経済ショックの時期に購入したものは、その後の経済政策で、全般的に値が上がっている。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2018年03月02日 | Permalink