社会での競争の仕方

自分の競争相手がどこにいるかは常に考えている必要がある。
多くの人は、自分の目の前にあるものしか競争相手として浮かばないようだが、本当の競争相手は、この世の中は広いのだから、見えないところにいると考えた方が良い。
これができるためには、自分の活動範囲を広くする必要があるだろう。
自分の生まれた場所しか知らない場合は、もっと別の世界があることを想像すらできないために、本当の競争相手の所在がわからないことが多い。
また、競争相手は、自分と同時代を生きている人だけでなく、歴史的にも広く見て、見つけても良い。
競争相手がある程度見つかれば、その人がやっていることをつぶさに研究すれば、必然的に自分がやらなければいけないこともわかるだろう。
もちろん相手がやってることだけを考えて真似をしているだけでは、着手に遅れた分だけ自分の方が不利である。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2022年10月17日 | Permalink

最近感じる日本人の問題点

コロナのマスク、運転中のブレーキのかけ方などを見ると、日本人のやり方は、メリハリがなく、だらだらと続くやり方だと思う。
それは、安全と言うよりも安心を優先しているからであると思われる。
何事でも、安心安心と言って、それで良しとしている。
ブレーキの踏み方としては、止まるべきずいぶん手前から、何度も踏み、後ろから見ていると、実際いつ止まるのかわからないブレーキの踏み方である。
このようなのろのろとした運転は、皆がそれを行い、それが重なると、渋滞に結びつくだろう。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2022年10月11日 | Permalink

資料を紙で保管せず、Web上で保管するようになって、何が変わったか?

多くの人は、Web上で保管されている資料について、連続して読み返したり、細かく比較しながら読むということをしない。また、紙であれば、いろいろと書き込みもできるが、Web上の文書に対しては、(技術的には方法もあるのだろうが、)書き込みはなされない。したがって、その記載内容がどの程度頭に残っているかと考えると、その人の関心があるものしか残っていないと思われる。
また、議論をする場合でも、目の前に掲示されている資料に関してしかコメントがなされない。
このため、紙の資料をつきあわながら読み返す人に比べれば、理解の程度は浅く、これまでの蓄積を活かせないものとなっている。
この理解の程度が浅く、これまでの蓄積を活かせていないということは、重要な事項については、決定的に危険だと思われる。理解が大雑把なまま、物事が決定されているということだと思う。
あまり細かいことに気を取られないで決定する方が良い場合もあるとは思うが、かなりずぼらな進め方になってしまうと思う。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2022年10月04日 | Permalink

「土地は誰のものか 人口減少時代の所有と利用」(五十嵐敬喜氏)に対するコメント

人口減少時代に、特に地方で使われなくなった土地があり、その利用の仕方を問題とする立場がある。
しかし、土地の利用は、それぞれの主体において必要なものを手に入れて管理利用していけば良いものであり、社会的にそのような利用されない地域があるからといって、関係のないことであると思う。
現在のそういう状況を持ち出して、共同利用することを著者は考えるが、そもそも共同利用ということ自身が社会的には難しい問題であるということの理解が足りないと思われる。
あくまでも個人が管理する形の中で、それぞれができることを考えるべきであり、共同利用という幻想に浸っていてはいけない。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2022年09月27日 | Permalink

習慣をつくる

収益性を上げるために、何か収益物件を持とうと考えると、そのことに集中するようになり、無駄遣いをしなくなると思う。
例えば、自分のためにちょっとした贅沢をしようという気持ちは、抑えるようになる。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2022年09月15日 | Permalink

ずれを感ずるとき

最近は、自分がずれているのか、世の中がずれているのか、わからないことも多い。
自分自身には、ボケもあると思うので、よく確認するようにしている。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2022年09月07日 | Permalink

紙ベースと電子化された状態のものとの違い

保管の体系については、これまでそれなりにまとめてきた。
1 紙ベース記録のファイルの体系
2 電子化された状態で作成された文書のフォルダ
しかし、時間が経ち、見直してみると、
1 紙ベースのファイルは、ある程度、物として把握できるために、体系が頭に残っている。
また、文書も、ぺらぺらとめくって見やすい。
これに対して、
2 電子化された文書のフォルダは、作成される文書が多いこともあってか、フォルダの体系は、なかなか頭に残りにくい。
また、文書を立ち上げないと、内容を瞬時に把握しにくい。
このあたりが、紙ベースと電子化された状態のものとの違いとして、意識する必要がある。
これから、電子化された状態のものがさらに増えることを考えると、関係者全員で利用できるシンプルなフォルダの体系を作る必要がある。
キーワードで文書を検索すればよいという考え方もあるだろうが、多様な文書を連続して読み込むことを想定すると、フォルダの体系はあった方が良い。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2022年08月31日 | Permalink

自分たちと相手方に対する総合的な評価

江戸幕府の崩壊を見るにつけ、徳川慶喜の判断・行動が大きな影響を与えていることが分かる。
組織のトップは、自分たちと相手方に対する総合的な評価を明確に持っていることが必要だ。
その評価に立って、確率に基づいて行動していく必要がある。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2022年08月26日 | Permalink

歴史を背負う

人の話を聞いたとき、その人が、その一族や企業の歴史を背負っていると感じたときは、素晴らしいと思う。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2022年08月22日 | Permalink

展開のきっかけ

断捨離ブームがある一方で、捨てない生き方を説く人もいる。
捨てるか捨てないかは、多くは物を対象にした議論だ。
しかし、そもそも物という存在が明確なものだけを対象としている点で、片手落ちだと思える。
重要なことは、自分自身をどのように展開していくかということであり、物という観点だけでは足りないだろう。
例えば、葬式仏教と言われるように、仏教のあり方は、そろそろ根本的に考え直しても良い。こうしたとき、物にこだわる展開の仕方ではないことを考えるべきだ。
展開のきっかけになることは、自分が感じる疑問だろう。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2022年08月17日 | Permalink