他人の評価から離れる。
SNSで出てくる「いいね!」の数、友達数、フォロワー数、アクセス数などの評価を重視する考え方がある。
こうした数字を利用して、新しい評価基準を打ち出すアプリを作る人もいるくらいだ。
これに対して、「老後は銀座で」山崎武也著(154頁)に書かれている、「高級かつ高額なために話題になっているところには、安易に行かないことだ。(中略)評判を聞いてから、多分何度も行くことになるだろうと推測できて初めて、足を運んでみる」という考え方がある。
行過ぎた評価に対して、自分はどのように対応するかは、いつも難しい。
投資であれば、他人の評価が高いため、評価額が際限なく上昇していることは、いくらでもある。
それに乗った方が儲けやすいのは事実だ。しかし、いつそれから降りるかも同時に問題となる。
美術品の高額な落札価格が話題になる。
自分は、とてもそのような値段で買えないので、関係のないことであるが、そのような価値があると考えた人は、そうすればいいことだ。
他人の評価から一切離れることも考えるべきだろう。
自分が好きなものを選んで生きていく道は、落ち着けると思う。