近時、根をつめて作業をすることが、少なくなった。

若い頃は、根をつめて作業をする必要があると考えていた。
しかし、根をつめて作業をしても、何か自分に残るかと考えると、必ずしも良いものが残るものでもない。

根をつめる作業は、網羅的に何かをしたいときに出てくる。
たとえば、場合分けをして考えるとき、分ける場合は、網羅的にする必要があると考えるので、根をつめることになる。

しかし、何かを1つ実行しようと考えるときは、楽に考えて実行に移す必要があるだろう。
最初から根をつめていては進まない。

何かを進めるとき、その全体をとらえ、手順を追って進めることを否定はしない。
しかし、論理的には、手順として最初に出てくるものが、これだからといって、それから始めなければいけないと考える必要はないと思う。それが魅力的なテーマでなければ、最初にそれを持ってくることは、疲れてしまうことにもなる。
 特に、相手がある仕事の場合、相手に興味を持ってもらえないことになる。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2018年03月27日 | Permalink