自分の能力を拡張するとき

ワープロを使えば、読めるけれども自分ではちょっと書けない漢字が使える。
しかし、私自身を振り返ってみると、自分では書けない漢字を使うことは、何かはばかられるものがあった。
「はばかる」と言う漢字(憚る) も、自分だけではすぐに書けない場合、ひらがなにしておく。
機械を使えば、自分の能力を拡張できる場合、それにどう対応するかは、人それぞれかもしれない。
文章は、あくまで自分で手で書くことができるものという認識を持つ場合、ワープロで変換されるからといって漢字をどしどし使うことはしない。
しかし、機械の支援がある場合、それはどしどし使うべきだという考え方は成り立ち得るし、それが望ましいやり方かもしれない。


投稿者名 前川弘美 投稿日時 2022年06月24日 | Permalink