デフレ期?インフレ期?
インフレが予想されるとき、不動産と株にシフトするべきとされる。
株は、生活に不可欠なものを提供する会社の株。
この考え方は、マネーの膨張に対して、生活に根ざした現物による資産構成を勧めるものだ。
経済学では、インフレ、デフレという言葉が歴史のあるものであり、その言葉を使うことが普通なのかもしれないが、貨幣価値で比較するのではなく、その人の価値で比較するべきだろうと思う。
こうなると客観性が失われると批判されるだろう。
社会政策として全体を把握する必要がある人は、客観性が必要だとは思うが、正確に把握しようとして、かえって間違えることが多いのではないかと思う。
世はデフレの時代と言われて久しいが、その時期でもマネーの膨張はあったと考えている。
経営者(特に外国人)の報酬が、膨れ上がっている。
それは、マネーの膨張による価値の低下を補おうとするかのごとくだった。
それは、インフレ期と言ってよいのではないか。
それでは、どうするか?
先ず、自分の生活に必要なもので財産を構成する考え方が必要だ。
不必要に高価なものは、はずす。
次に、それ以上のものの扱いを決める。
ここから考え方が分かれる。
不要として、所持しない。
収益を生むものだけに限定する。
自分の好みを貫く。