人生において経済的に成功したならば、自分(家族)のためにお金を遣わなければ意味がないという考え方がある。
「自分へのご褒美」という言い方もある。
「お金は儲けることよりも、遣うことの方がむつかしい」という言葉もある。
将来、自分はどうしたいのかを明確にして、その実現のために何に投資していくのかを考えるべきだという考え方もある。
無制限にお金を欲しがることに対して注意するという面ならば妥当な提案もあるだろう。
しかし、お金の目的を、消費という方向へ小さく限定してしまうことには危惧を感じる。
子供や孫に対する教育の充実など、考えるべきことはいくらでもあると思われる。


シェアする